2013年6月10日月曜日

図書館体操 概要

今回は図書館体操の概要を説明します。図書館体操東北の「みちのく図書館員連合」の庄子隆弘さんが考案した図書館員のための体操です。「朝の書架整理をイメージして腕を伸ばす」など、仕事内容と関係した12の動作で構成されています。

 1.朝の書架整理をイメージして腕を伸ばす 二の腕を伸ばしましょう
 2.重いブックトラックを押す為に足腰を鍛えましょう 力強く踏み込むように
 3.タトルの抜き入れをすばやく確実に行う為の手首の運動
 4.本の移動をイメージして、体の横をリズミカルにひねる運動 下から上への移動も
 5.地震に備えて大声を出す練習 「書架から離れてください」
 6.返却された本を後ろのブックトラックへ体をひねる運動 脇腹を意識して
 7.レファレンスで利用者からの質問に大きくうなずく首の運動 心を込めて
 8.目録業務で疲れた目を労りましょう、まぶたのマッサージ
 9.パソコン仕事でこった肩を回しましょう
 10.寄贈された本のダンボール箱を持ち上げる足の屈伸運動
 11.様々な肉体労働で張った足の筋肉をほぐす運動
 12.最後は深呼吸、利用者の迷惑にならないよう静かに返却するつもりで
 今日も一日笑顔で過ごしましょう

図書館体操の目的は仕事を始める前の準備体操、講演会や研修の合間に行うことで、リフレッシュや参加者同士の交流のきっかけに、東日本大震災の記憶を風化させない、防災意識を忘れない等です。
2012年5月26日のMULU茶話会における庄子の発表冒頭に図書館体操を発表しました。翌27日の「図書館総合展フォーラムin仙台」の休憩時間においても披露し、その模様はUst中継されました。各所からの反響を受けて、MULUでは図書館総合展にポスターセッションとしての出展を決意しました。
軽い運動でなんだか楽しそうですね。
http://www.youtube.com/watch?v=qcMfJmcR4is&noredirect=1

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